フェイシャルエステ

夏場に起きやすい皮膚炎って?

2024.8.10

こんにちは!ソナミオールです!世間はお盆休みに突入しましたが、皆様はいかがお過ごしですか?

今日は、みんなに知って欲しい「夏に起きやすい皮膚炎」のお話です^ ^

夏に起きやすい皮膚炎の種類

日焼け(日光皮膚炎)

日焼けは紫外線を浴びることで起きる炎症のことで、医学用語では『日光皮膚炎』と呼ばれています。日焼けの症状には、実は『サンバーン』と『サンタン』の2種類あることをご存じですか?

・サンバーン
強い紫外線を受けた後に起きる日焼けで、ダメージにより赤くヒリヒリした炎症を起こすのが特徴です。ひどくなると水ぶくれや発熱、倦怠感、頭痛などの症状が現れます><

・サンタン
日焼け後2~3日後、メラニンの色素沈着によって肌が黒くなる現象のことです。日焼けの程度や個人差によりますが、その後は数週間から数か月かけて元の肌へと戻っていきます。

日光過敏症

日光過敏症とは、通常肌トラブルが起きない程度の量の紫外線に当たっただけで皮膚疾患が現れる症状のことで紫外線に当たった部位に赤みやブツブツとした皮膚症状がみられます。

症状は大きく外因性と内因性に分けられ、要因はさまざまです。外因性の場合、主に一部の食品や薬剤を飲んだ後や、化粧品を塗ったあとに紫外線に当たることで炎症が引き起こされます。内因性の場合は、遺伝的背景が考えられます。

どちらの場合も原因を自分で判断するのは難しくわずかな日光でも炎症が起こり、日光過敏症が疑われる場合は、医療機関への受診がおすすめです!

あせも

あせもとは、発汗することで汗の通り道である「汗管」が詰まり、汗の排出が滞ってしまう症状のことで、汗をかきやすい時期に、首回りや足の付け根など蒸れやすい部位に起こりやすく、乳幼児から大人まで見られます。

そして次の3種類に分けられます。

水晶様汗疹(すいしょうようかんしん):白っぽい水ぶくれ

●皮膚の表面近くに汗が溜まって起こる

●ほとんどの場合、かゆみや炎症は起こらず、水ぶくれは数日で乾燥し収まる。

赤ちゃんに多いようですが汗をかいたあとの大人でも起こり得る症状です!

紅色汗疹(こうしょくかんしん):赤いプツプツ

●肌の表皮にある、汗管が詰まって起こるあせも

●かゆみを引き起こすことが多く、掻いてしまうと周囲に広がり患部が悪化する可能性も

深在性汗疹(しんざいせいかんしん):青白くなだらかに盛り上がる

●肌の奥の真皮内で汗管が詰まった場合に起こるあせも

●かゆみや赤みといった症状はほとんど無いが、汗が排出できない状態が続き熱がこもりやすくなるため熱中症を引き起こす恐れがある

あせもは、高温・多湿な環境での運動や発熱時はもちろん、通気性の低い衣服などを着用しているときにも起こりやすくなります。夏場はあせもを引き起こす要因が揃いやすいので注意が必要です。

汗あれ(汗かぶれ)

かいた汗の塩分やアンモニアなどの成分が肌の刺激となって皮膚が荒れたり、かぶれたりする症状。

基本的には多少の刺激があっても皮膚のバリア機能によって炎症は起こりませんが、普段から肌をゴシゴシとこすっていたり、汗を放置していたりすると肌のバリア機能がくずれ、炎症を引き起こしてしまう場合があります。

汗あれはあせもの症状と似ていますが、あせもは炎症が肌の内側で起こっているのに対し、汗あれは肌の表面で起こっているのが大きな違いです。

現れる症状も、あせもは肌表面にブツブツとした発疹が見られる一方、汗あれは肌表面に広がる赤い炎症が特徴となっています。

接触性皮膚炎

皮膚が接した物質の成分によってアレルギー反応を起こしてかぶれてしまう症状のことでアレルギーの原因が金属の場合、汗によってわずかに溶けだすことで引き起こされます。

また、アレルギー反応ではなく、外部刺激によってかぶれているケースもあります。接触性皮膚炎が夏場に起こりやすいのは、汗をかいたあとの肌は乾燥しやすく、皮膚のバリア機能が低下してしまうからです。外部刺激が原因の場合は、物質を取り除くことで症状は収まると言われています。

いかがでしょうか、季節ごとの皮膚トラブルは付きものです、、、私もアトピーが酷くバリア機能が弱かった時は、汗をかくとすぐに顔が痒くなっていた辛い思い出があります><!

次回は、対策をまとめます!!

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