フェイシャルエステ

肌から液体がにじみ出る…あの“滲出液”とどう向き合えばいいの?

2025.5.17

こんにちは。
Sona Moir(ソナミオール)の歯科衛生士・ののみです。

今日は正直、とても個人的な話を書かせてください。
今朝、私は鏡を見て泣きそうになりました。

というのも、突然、肌から滲出液(しんしゅつえき)が出てきたからです。
昨日まで落ち着いていた肌。かさつきはあったけれど、メイクも普通にできてた。
でも、今朝目が覚めると、頬や首がじっとり濡れている。ヒリヒリ、チクチク、肌は真っ赤。
タオルで軽く押さえると、染み込む黄色い液体――ああ、また来た。あの、どうしようもない季節が。

◆ 滲出液ってなに?なんで出るの?

滲出液は、肌の炎症が強くなったときに出る体液の一種です。
本来、傷ついた場所を守るために出てくる「治すための液体」なんです。

でも、私たちからすれば、
・服にくっつく
・寝具が濡れる
・メイクもできない
・人と顔を合わせたくない
そんな状態を引き起こす、本当にやっかいな存在。

原因は一つではありません。

・急な気温変化
・花粉や黄砂、PM2.5などの外的刺激
・ストレス
・食生活の乱れ
・ホルモンバランスの変化(特に女性は生理前後)

身体の中にたまっている炎症が限界を超えたとき、肌が“出口”を求めて出してしまう。
それが滲出液です。

◆ 心が崩れそうになる瞬間

何よりつらいのは、「なんで今?」っていうタイミングで起きること。
昨日まで調子良かったのに。
大事な予定があるのに。
やっと自信が持てそうだったのに。

こうやって再発するたびに、私は自分を責めてしまいそうになります。
「ちゃんとケアしてたのに」
「またダメになった」
「私の身体はどうしてこうなんだろう」って。

でも、忘れたくないのは、
滲出液が出る=体が必死で戦ってる証拠だということ。

表に出てこない炎症を抱え込まず、外に出せているということ。
だから、これは「後退」ではなく、ある意味「通過点」。

そう思えるまで、たくさん泣いて、たくさん落ち込みました。
でも、だからこそ伝えたいです。
この“出口のないような感覚”は、絶対に一生続くわけじゃない。

◆ 滲出液が出ているときに「できること」

滲出液が出ている時期にしてはいけないことと、してあげるといいことを整理してみます。

NG行動

・無理に洗い流す(洗顔しすぎ)
・アルコールや刺激の強い化粧水を使う
・乾かそうとしてドライヤーを当てる
・絆創膏やガーゼで長時間ふさぐ

これらはかえって肌の再生を遅らせてしまうことがあります。

やってあげたいこと

・やさしく押さえる(決してこすらない)
・通気性の良い素材の服に変える
・睡眠を最優先にする
・炎症を内側から鎮める食事(水分、たんぱく質、発酵食品)

そして、何より大事なのが、「自分を責めないこと」。
これは肌にとっても、メンタルにとっても最大の薬です。

◆ 私がサロンで大切にしていること

滲出液が出ている時期って、「どこに行っても断られそう」って気持ちになりますよね。
実際、エステや施術でも「肌の状態によっては施術できません」と断られるケースは少なくありません。

でも私のサロンでは、どんな肌状態でも“できるケア”を一緒に探す場所でありたいと思っています。

REVIのハーブピーリングは「剥離・刺激なし」で角質ケアができるのが魅力です。
でも、滲出液が出ている時期には、施術しないことがベストな場合もあります。

無理な施術ではなく、「休む」「立て直す」ための相談も、遠慮なくしてもらえたら嬉しいです。

◆ さいごに:今日、鏡の前で泣いたあなたへ

今、この記事を読んでくれているあなたがもし、
・肌が痛くて眠れない
・何を塗ってもしみる
・外に出たくない
そんな毎日を過ごしていたら、
私は心の底から「大丈夫」と言いたいです。

完治じゃなくていい。
人と比べる必要もない。
昨日より1ミリだけ落ち着いていれば、それで十分。

私自身、今まさに滲出液に悩まされながらも、
こうして書くことで、自分を励ましています。
誰か一人でも、「ひとりじゃない」と感じてもらえたら、
今日の自分を少しだけ好きになれそうです。

あなたの肌と心が、またゆっくりと晴れ間に向かえますように。
その小さな一歩を、Sona Moirで一緒に見つけていけたら嬉しいです。

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